縁談を依頼するにはどんな人がよいか

2011.05.11

最近結婚したカップルを調べてみると、二人の出合いからまとまった純粋な恋愛結婚が四九%であるのに対して、だれか紹介者があって交際がはじまり、結婚したカップルは四七%と、ほぼ同数という結果が出ました。これは、古風なお見合いを含めて、紹介者の存在する見合い方式からの結婚が実際には意外に多いことを物語っています。では、紹介者として、どんな人に縁談をお願いたらよい結果が得られるのでしょう。もっとも多いのは「知人」ですが、これは親戚や上司の場合とちがって客観的にものごとを進められるという利点があるためです。その反面、紹介者が熱心に運んでくれた縁談を断わったために、あとが気まずくなって、以後交際が絶えてしまったという例も少なくおりません。商売の取引先とか、下請関係などは、それによって商売に影響することも考えて、軽々しく縁談を依頼するのは考えものです。今親戚と友人への依頼頼みやすいのは、親戚とか身内の人です。こちらの家柄、家風、資産や本人の事情や性格をよく知っているので、それにふさわしい相手を探してくれます。家柄、財産など、有利な相手を紹介してくれる場合も多いのですが、地方などでは家同士の義理がからんでくるので、簡単に選り好みができないという欠点もあります。ときには政略結婚のような性質の縁談も持ち込まれて、本人が困る場合も起こりがちです。自分の主義や趣味を押しつけるような性質の親戚に依頼すると、とかく問題が起こってトラブルのもととなりますから、親戚でも近代的な自由な考えを持っている人を選んで依頼するようにしなければなりません。地方から上京して仕事についている人などは、友人とか職場の関係者しか、依頼する相手がいませんが、友人も同年齢でしかも独身という場合にはよい結果にならないことが多いようです。ことに女性の場合にはライバル意識が働いて、せっかくまとまりかけた話を、紹介者が本人の過去を暴露してぶちこわすという例も少なくないのです。むしろ、友人の親に依頼したほうがよい縁談にめぐまれることかおりますが、ときにはその友人のおこぼれをまわされることもないとはいえません。