ポンドの動きを追ってみる

2011.06.23

今まで散々「ポンド」はリスクが高いと書いたので、ポンド取引はしない方がいいのかなと思っている人に、ここでポンド取引の魅力を知ってもらおうと思います。ポンドは激しく乱高下しますが、トレンドは見事にわかりやすいのです。一番わかりやすいといえるかもしれません。「日足」を見れば、きれいに上下の形を描いているのがわかると思います。しかも上昇する時は10日以上上昇し、下落する時は10日以上下落している場合が多く、トレンドがかなり長い間続いていることもわかります。この動きに素直についていけば、ラクに儲かる通貨でもあるのです。その点、ドル/円などは小刻みに動くので、こんなにはっきりとトレンド(方向性)がでません。ちょっと上がってはまた下がってと、複雑に上下の動きを繰り返しているのがチャートで確認できると思います。実は私の苦手通貨はドルです。普段はたいして動かないのに突然円高になったり、数日間だけ円安になってみたり「気まぐれ」な動きが多いからです。ポンドは激しく動きますが、小刻みに迷ったような動きはせず、「ガンガンいったるでえ」的な動きをするので、売買を「迷う」ことは少ないのです。リスクは、大きく動くため、自分の思惑がはずれた時に「損切り」する必要があるということです。レバレッジ3倍なら、かなりの為替差損に耐えることができますが、ポンドの取引をする場合は、損切り注文を入れておいたほうがいいでしょう。ポンドも高金利通貨なので、豪ドルやNZドルのように底値で買うことを考えます。現在(3月中旬)190円あたりが底なので、この辺りでトレンドが転換したら(下落基調から上昇基調になった時点)買います。必ずトレンドが上昇に転じたことを、確認(チャートとレポートなど)してから買ってください。なぜ、転換するまで買ってはいけないのでしょう。それは、ポンドも189円を下回ると、さらに下落基調が強まる危険性が高いからです。もともと専門家の間では2005年あたりから下落基調に転じるという予想も多く、「高金利通貨の買い」といった視点で考える場合にはポンドは要注意なのです。ポンドは落ちだしたら勢いよく落ちます。どの程度まで落ちるか予想できませんが、2000年には150円、1995年には130円程度の為替レートとなっているので、かなりの下落余地がある通貨といえます。このことをしっかり頭に入れて、「これはヤバイかも」と思ったら、ポンドに関しては「損切り」をしてください。ポンドを190円付近で上手く買うことができれば、203円程度で売ることを考えましょう。ポンドは大きく動くので、多額の資金を入れ込んでたくさん取引してはいけません。しっかりリスクを認識して、素直にポンドの動きについていくことだけを考えましょう。ポンドのスワップは1万ポンドの取引で1日250円程度になります。上手く買うことができ、スワップももらえれば、一番稼ぐことのできる通貨なのです。ポンドの動きを研究してみる価値は大きいので、ぜひ皆さんも「ポンドの達人」になってください。