ごみの減量を図るため

2011.10.24

ソウル市では現在は金浦地区に新たな埋立処分場を開設しているが、この処分場の埋め立てが終わるころまでには、市内の五〜六か所に焼却場を建設して、ごみ処理を埋立方式から焼却方式にする予定であると聞いた。市の担当者は、日本のごみ焼却場のダイオキシン類の発生に強い関心を持っており、新設する焼却場については、ダイオキシン対策に万全を講じたいとのことであった。韓国全体の生活系のごみの排出量は、一人一日当たり一kgを超えていると言われている。韓国のごみ処理の現況は、埋立処分が約六〇%で、焼却処理は約二%である。韓国の各都市も、日本と同じように、ごみの埋立処分場の確保には難渋している。韓国でもごみの減量とリサイクルが重要な国の施策になっている。一九九六年に韓国の廃プラスチック事情を現地で調査した、日本のプラスチック処理促進協会の報告書によれば、韓国のごみの中には七〜二一%のプラスチック廃棄物が含まれていると推定しているから、韓国でもごみの減量にはプラスチック類のリサイクルが今後の大きな課題である。最近、ソウル市や釜山市などで、スーパーマーケットで品物を入れるポリ袋が有料になったのも、ごみの減量を図るためであろう。